中古ピアノと中古ピアノ椅子

ピアノが欲しい!!そう思うのは大抵小さな子を持つ親御さんです。近年の中高年における音楽ブームもあるので一概には言えませんが、昔から何故か子供にピアノを習わせたいという親の気持ちは衰える事がありません。その気持ちとは裏腹に、いざピアノを用意しようとするとその価格に愕然とし、電子キーボードで済ませてしまった、なんていうお話もよく聞きます。参考までに価格について触れておきますが、普通のピアノで50万〜80万、グランドピアノなら100万をゆうに超えます。これを高いと見るか安いと見るかはそのご家庭の財政事情次第なんですけど、ごくごく一般のご家庭であれば決して安くはない、という印象を持たれるでしょう。そこでオススメなのが中古ピアノです。ピアノの椅子も中古で買えます。大体新品の半値くらいの値段で購入出来ると考えておけばOKです。

中古ピアノを選ぶポイント

中古ピアノは中古車同様に一点ものになります。ここでは失敗しない中古ピアノ選びのポイントについて紹介します。まず大前提は信頼出来るお店を選ぶ事です。これは絶対的な条件になります。次に品番、製造番号がはっきり明示されていることです。ピアノには一台一台『製造番号』が刻印されています。この『製造番号』はピアノの戸籍とも呼べる重要なもので、この番号をもとに作られた時期、使われた部品などがわかります。修理等アフターサービスに大切なものです。次に店頭で商品を隅から隅まで見せてくれること。通販の場合でも出来るだけ多くの部分の写真をみせてくれる事が重要です。特に内部の説明や画像はとても重要です。外はきれいに出来ても中は状態の悪いまま、という悪徳業者も多いです。そして最後にアフターケアです。販売時にきちんとした調律を施してくれるかどうか、販売後の保証期間がきちんと設けられているかどうか、が重要です。安い買い物ではないですからね。

中古ピアノを購入した後は

中古ピアノでもしっかりしたお手入れをしてあげれば何十年でもきちんと使えます。ぜひ大事に使ってあげたいものですが、ここでは基本的なお手入れについて紹介します。ピアノにとって快適な環境は、まず第一に直射日光や湿気、ほこりなどの環境をできるだけ避ける事が重要です。また、長雨や梅雨時などの湿気の多い日には、ピアノのある部屋の窓をしめるようにしましょう。天気の良い日には窓を開けるなどして風通しを良くすることも大切です。ピアノを窓ぎわに置くときは直射日光を避ける意味で厚手のカーテンなどをひいて下さい。暖房器具を近づけると外装が傷んでしまうので、ストーブの熱などが直接あたらないようにして下さい。中古ピアノも中古ピアノ椅子も、何らかの理由で元の持ち主の手を離れてしまいました。実際問題ピアノを買ったものの子供が思ったほどの興味を示さなかったので売った、何十年も誇りを被っていたものを邪魔だから売った、なんていうものも多いです。あまりにピアノがかわいそうです。中古ピアノを買ったら一生面倒を見てあげるつもりで大事にしてあげて下さいね。

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